日産 フェアレディZ(RZ34)の2026年発売予定の「2027年モデル」について、第一弾として2025年12月17日に日産から公式情報が出ましたので、その情報を踏まえて予想をしてみます。
※2026年1月9日のオートサロンのトークショーでは「2027年モデル(MY2027)」との表示、発言でした。その為「2026年(夏位?)に発売開始するが、モデルとしては”2027年モデル”」という事の模様です。
第二弾の2026年1月9日の公式情報からの第二弾予測かこちら
第二弾の公式画像が差し替えられた情報はこちら
日産公式情報(第一弾:2025年12月17日情報)
2025年12月17日に、フェアレディZの2027年モデルに関する日産から公式情報が出ました。
「東京オートサロン2026」出展概要を発表と銘打った情報公開の中に、フェアレディZについての情報もありました。フェアレディZの部分だけを以下に抜粋します。
● フェアレディZ
さらなる性能の進化とヘリテージの継承を目指し、26年夏に発売を予定している「フェアレディZ」マイナーチェンジモデルを初公開します。NISMOモデルには、ハイパフォーマンスを操る歓びをより強く感じられるためにMT(マニュアルトランスミッション)を追加します。基準車においては、デザインを変更することにより、フェアレディZらしさを向上させるとともに空力性能を追求しました。東京オートサロンでは新たに追加される「NISMO MTモデル」を展示します。
● フェアレディZ トークショー
登壇者:
1/9(金) 16:00 スポーツカー ブランドアンバサダー 田村 宏志、チーフプロダクトスペシャリスト 伊藤 潔
1/10(土) 13:00 日産レーシングドライバー 松田 次生、スポーツカー ブランドアンバサダー 田村 宏志
1/11(日) 13:00 スポーツカー ブランドアンバサダー 田村 宏志、チーフビークルエンジニア 江田 博文
上記日産の公式情報を要約、整理します。
・発売時期:2026年夏(予定)
・目的:更なる性能進化、(フェアレディZの)伝統継承
・内容(NISMO車):MT車の追加(理由:高性能車を操る歓びをより強く感じられるように)
・内容(基準車):デザインの変更(理由:フェアレディZらしさ向上、空力性能追求)
・展示:東京オートサロン2026で「NISMO MTモデル」展示
具体的に分かる事が少ないですが、東京オートサロン20206での「NISMO MT車」の展示と「トークショー」で判明する事が多いと思われます。
また、フェアレディZ NISMO 6MTの画像が3枚公開されましたので以下に転載します。



第一弾公開画像で判明1 NISMOのフロントエンブレム変更
2025年12月17日に公開された画像を見ると、NISMOのフロントエンブレムが「NISSAN」マークから「Z」マークに変更されていました。
↓現状、2025年モデルのNISMOのフロント(NISSANマーク)

↓2027年モデルのNISMOのフロント(Zマーク)

2027年モデルの画像はNISMOの6MT車と思われます。(他に公開された内装画像がNISMOの6MT車の為)この変更はNISMOの9AT車も同様の変更があると予想されます。
NISMO以外の基準車については不明ですが、基準車のデザイン変更がある事は明言されているので、同様の変更がある可能性が高いと思われます。
第一弾公開画像で判明2 NISMOのルームミラー変更
NISMOのルームミラーが変更されていました。少し大きくなっているようです。
↓現状、2025年モデルのNISMOのルームミラー

↓2027年モデルのNISMO 6MTのルームミラー

↓現状、2025年モデルのSTのルームミラー正面の写真(現状NISMOの正面写真がなかったの同じルームミラーを使用してるSTの写真で代用)

↓2027年モデルのNISMO 6MTのルームミラー

2025年モデルは台形で、2027年モデルは逆台形で、少し大きくなっているように見えます。
2025年モデルのルームミラーは「防眩式ルームミラー」です。大きさだけではなく、2027年モデルは「自動防眩式ルームミラー」、もしくは「デジタルルームミラー」に変わったのでは無いかと予想します。
先ほど同様、NISMOの9AT車も同様の変更があると予想されますし、NISMO以外の基準車については不明なものの、同様の変更がある可能性が高いと思われます。
第一弾公開写真で判明3 NISMO 6MTにドライブモードセレクターがある
NISMOの6MT車には、NISMO以外の2025年モデル6MT車には無い「ドライブモードセレクター」が搭載されていました。
9AT車と同じ位置にあり、NISMO以外の2025年モデル6MT車の同じ位置には「MTシンクロレブコントロール」のスイッチがありました。NISMO 6MT車の「MTシンクロレブコントロール」は、ヒータースイッチの位置にスイッチがありました。(NISMOは専用RECAROシートでヒーターが無い=ヒータースイッチも不要なので、その位置に設置したと思われます)
↓現状、2025年モデルのST 6MTのシフトノブ周り。シフトノブ左前付近にあるのが「MTシンクロレブコントロール」のスイッチ、シフトノブ後方に3個のスイッチがあり、左が「助手席のヒータースイッチ」、中央が「運転席のヒータースイッチ」、右が「後部ハッチの開スイッチ」と並びます

↓現状、2025年モデルのNISMO 9ATのシフトノブ周り。シフトノブ左前付近にあるのが「ドライブモードセレクター」のスイッチ、シフトノブ後方に3個のスイッチがあるがシートヒータが無いので、左と中央は「スイッチカバー」で機能が無く、右が「後部ハッチの開スイッチ」と並びます

↓2027年モデルのNISMO 6MTのシフトノブ周り。シフトノブ左前付近にあるのがNISMO 9ATと同様の「ドライブモードセレクター」のスイッチ、シフトノブ後方にある3個のスイッチの左が「MTシンクロレブコントロール」、中央がスイッチカバーで機能無し、右が「後部ハッチの開スイッチ」と並びます

今まで6MT車に非搭載の「ドライブモードセレクター」がNISMOの6MT車には搭載されるようですが、基準車の6MT車にも搭載されるかは不明です。NISMOのみの特別装備かも知れません。
仮に基準車の6MT車でも搭載する場合、物理的に標準車の6MT車とVersionSはNISMO 6MT車の同じ位置に「ドライブモードセレクター」スイッチを設ける事が出来ますが、VersionSTの6MT車はヒータースイッチが存在しているので同じ位置に設けられません。
「ドライブモードセレクター」のスイッチの場所を他に設置する、もしくはヒータースイッチを運転席と助手席の共有とする、などの処置が必要になります。
公式情報と画像以外で変更点を予想
基準車のデザイン変更がどの程度になるのかが気になりますが、車体自体に何か変更を加える事は考えにくいので、Zエンブレムのこともあるのでフロントバンパーに何かしらの変更を加えるのでは無いかと予想します。→2026年1月9日公開写真で基準車もZエンブレム搭載、かつ、フロントバンパー変更が確認出来ました。
また、「車体色の追加・変更」があるかも知れません。→2026年1月9日公開写真で車体色に緑、内装・シート色も追加色がある事が確認出来ました。
そして、残念ながら「値上げされる」と予想します。他の日産車もマイナーチェンジを機に値上げに動いている為、フェアレディZの同様に思われます。
それ以外ですが、各種規制対応がされると予想します。その対応を行わないと継続して生産=販売する事が出来なくなるからです。以下三点の対応を行うと予想します。今回のマイナーチェンジ、実はこの規制対応が一番の目的に思われます。
1:サイバーセキュリティ法規「UN-R155」
※この法規に2025年モデルが対応出来ているか不明、未対応であれば対応が必要
※(未対応の場合)2026年5月以降の生産〜販売には対応が必要
2:衝突被害軽減ブレーキの「自転車対象」義務化
※衝突被害軽減ブレーキ「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」搭載だが現状は自転車が非対象なので自転車も対象にする必要あり
※2026年7月以降の生産〜販売には対応が必要
3:騒音規制(フェーズ3)
※現状は73dBだが72dBに抑える必要あり
※2026年10月8日以降の生産〜販売には対応が必要
もしかすると一部の規制には対応は出来ないものの、何かしら特例措置を受けられる事になって「規制適用開始時期の延長」があるのかもしれません。
期待薄だが、改善したら良いと思う部分
期待出来ないものの、所有者の意見を拾うと何点か改善出来ると良いと思った事を上げます。
・バックモニターの解像度向上
既存バックモニターの画質が(解像度不足の為)悪いので解像度を向上
・電子スロットルの反応改善
電子スロットルの反応が感覚に合わず、NISMOスポーツリセッティング等を導入する方も多い模様の為、初期の電子スロットル設定見直しによって反応改善
・ナビの反応速度、精度改善
ナビの起動等動作が遅い、精度が今一歩、という点を改善
・サイドブレーキを運転席側へ移動
操作のしにくい助手席側にありサイドブレーキを運転席側に移動。米国仕様のサイドブレーキ位置なので右ハンドル仕様車だとそもそも遠いく扱いづらい。また、サイドブレーキ横のドリンクホルダーにペットボトルを入れるとサイドブレーキの邪魔をするので事実上使えない。
この問題はZ33時代から放置なので費用の問題かも知れません。(公開された内装画像で残念ながら変更が無い事が確認できてしまいました)
「変更無し」と予想しますが、改善されると嬉しい点に思いました。
まとめ
色々と想像が膨らみますが、2026年1月9〜11日の東京オートサロン2026での発表を期待して待ちたいと思います。→第二弾公式発表についてはこちら
常識的に考えると、各種規制に対応出来ない(継続的に生産出来ない)のに費用を掛けてNISMOの6MT車を追加を含め、モデルチェンジをするとは思えません。その為、ある程度の販売も見込め、かつ、規制対応の目処が立って「生産〜販売を一定期間継続出来る」状態になったのでは無いかと思います。
魅力が上がり、また、継続的に生産されるのであればとても良いと思います。(値上げになると少々残念ですが)
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