日産 フェアレディZ(RZ34)の今後の販売台数を今迄の販売台数等から予測しました。
フェアレディZ 販売(納車)状況
2025年2月28日時点では「3ヶ月程度(NISMOは新規注文受付を停止中)」となっております。尚、2024年11月8日に2025年モデルの発表と11月下旬からの注文受付再開、2025年2月より発売と正式広報されました。また、2025年1月10日に2025年度生産分の受注が1月9日から開始されたと正式広報されました。
以下期間での販売台数から月平均販売台数を計算すると2024年に入ってから増加しています。
2025年1月〜2月・・・1,265台 → 月平均633台
2024年1月〜12月・・・4,137台 → 月平均345台
2023年1月〜12月・・・1,029台 → 月平均86台
2022年7月〜12月・・・486台 → 月平均81台
月別の台数については以下図表参照

フェアレディZ 受注台数と受注残台数
日産から正式な発表が無いのですが2022年7月31日迄の受注数は5,000〜6,000台と言われ、2022年モデル・2024年モデルとして販売されておりました。
2025年モデルが2025年2月より発売、2025年1月迄の販売台数合計が5,979台、という事から2024年モデル以前の受注分は販売終了し、2025年モデルが販売されている模様です。
販売台数累計については以下図表参照

フェアレディZ 生産完了はいつか?
フェアレディZにとって生産を続ける上で問題が迫っています。2026年7月から以下規制が適用されるので現仕様では販売が出来なくなると思われます。
1:騒音規制(フェーズ3)
※現状は73dBだが72dBに抑える必要あり
2:衝突被害軽減ブレーキの「自転車対象」義務化
※衝突被害軽減ブレーキ「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」搭載だが現状自転車は非対象なので自転車も対象にする必要あり
上記2点を対処して販売継続する可能性はありますが今のままでは「2026年6月中で販売終了」と思われます。また、生産や販売状況により「2026年6月より早く販売が終わる」事も考えられます。※尚、最終確定情報が無いので規制内容や適用時期が異なる可能性が有ります
フェアレディZ 販売台数予測
今までの「販売(納車)状況」と「生産完了時期(予測)」から、今後の日本での2025年モデル以降の販売台数を予測してみます。尚、国外の事情は考慮しないものとします。※米国向けを増やし日本向けは減る?等は考慮しない
予測1
仮定1:今後の販売台数は「386台/月」(2024年1〜2025年2月の販売台数平均)
仮定2:販売終了は「2026年5月迄」(少し早めに販売終了)
↓↓↓結果↓↓↓
・2025年3月〜2026年5月迄で「5,790台」が生産〜販売
・2022、2024年モデルも合せ最終的に2022年7月〜2026年5月迄で「12,707台」を生産〜販売
予測2(最大予測)
仮定1:今後の販売台数は「697台/月」(2024年以降の販売台数上位3ヶ月の販売台数平均)
仮定2:販売終了は「2026年6月迄」
↓↓↓結果↓↓↓
・2025年3月〜2026年6月迄で「11,152台」が新たに受注可能
・2022、2024年モデルも合せ最終的に2022年7月〜2026年6月迄で「18,069台」を生産〜販売
まとめ
販売台数実績の推移と受注再開後の販売時期(2025年2月発売)から、2025年1月迄にはほぼ納品完了し、2月から2025モデルの納品が始まった模様です。日産から「いつまで生産するか」の公式発表が無いのですが欲しい方に行き渡るように生産をされる事が望まれます。
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